~二人の応援団が集まる日~

「私たちを親に選んでくれてありがとう」

  

新婦のぞみさんの

お母様からのメッセージです。

 

 

結婚式の当日、

朝にはお二人と親御様との

ファーストミートから一日は始まります。


 

秋色に色づき始めたガーデンに

後ろをむいて並ぶ親御様の

肩をそっとたたきます。

 

誰よりも、ウェディングドレス姿を

きっと楽しみにしていたお父様とお母様。

   

「いってらっしゃい」の言葉と

「いままでありがとう」の言葉が

  


まだ静かなガーデンにそっと響きます。

  

 

  

パーティの開始を告げる

乾杯の発声は、のぞみさんが働く

保育園の子どもたちからのムービーでの乾杯で。

 

「将来はのぞみ先生と結婚する!」

 

そんな風に言っている子どもたちも

いるんですよ、と園長先生。

  

 

 

ケーキが登場して、

お二人のファーストバイトの後には

お母様へのファーストバイトの時間。

 

「遠い北海道に行ってしまうのは

 寂しいですが

 離れていても私たちは

 りょうすけ君とのぞみの応援団です」

 

お母様からのメッセージを

司会がそっと代読します。

  


  

 

皆に何かをふるまいたいとお二人は

秋のフルーツがたっぷり入ったボウルに

ソーダを注いでテーブルを回ります。

 

「余興や友人スピーチもいいけど

 負担をかけると悪いよね」

 

そう言っていたお二人には

ご友人からのムービーのプレゼントが

いくつも届いていました。

  

  

 

新郎りょうすけさんは

仕事のため、北海道での結婚式準備を。

そして結婚式の後は、

北海道へ旅立つ新婦のぞみさん。

 

 

きっと誰にとっても

楽しくもあるけれど大変な結婚式の準備。

 

近くにいても大変なのに

遠くにいたお二人が

この日を迎えられたのは、きっと

お二人が連絡をとりあって、支え合って

一歩一歩歩いてきたから。

 

そんなお二人の周りには

温かくて、遠くにいても、これからもずっと

応援しているよ、そんな笑顔がたくさんありました。

 

 

結婚式は、

お二人の新しい人生のスタートラインで、

一人で歩いてきた人生の卒業式で、

 

だけど決して別れの場所ではなくて

お二人の応援団が集まる始まりの場所。

  

改めて、そういう場所だということを

感じさせていただけるような一日でした。

 

 

きっとこれからも

お二人の周りには

たくさんの応援団がいて

お二人もきっと誰かの応援団になっていくはず。

  

 

お二人のこれからの人生が

どこにいても幸せであるようにと祈りを込めて。

 

大切な日に

寄り添わせていただけたことに、

感謝を込めて。

   

  

   

  

#日常の中に宝物をつくる場所

ラ パルティールのウエディング

新潟県長岡市にある結婚式場、La partir(ラ パルティール)のブログです。